洗わないからこそ完成するデニム

一度着た服は洗濯機に入れるのが当たり前ですよね。

目には見えないけれど確実に汚れていますし、放っておけば皮脂や見えない汚れが沈着し、劣化が進んでしまいます。しかし、洗わない方が良い服もあります。

今回はそんな洗わない洋服の代表である「デニム」を紹介します。

 

 

 

①デニムとは

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外に出れば当たり前のように見るものですが、元々は炭鉱者やカウボーイが着用する作業着が始まりです。ですから、非常に丈夫な作りをしており、100年以上前のデニムが着用できる形で残っていたりもします。

戦後、庶民にも広まるようになり、作業着からファッション化が進み、現在に至るまでにさまざまな形や特徴をもったデニムが世界中に広まりました。

 

②洗わずに履く理由

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現在はファション性を高めるために様々なな工夫が施され、新品でもダメージやシワの加工が施されたデニムが多くあります。しかし、シワもなく濃い紺色(リジット)の状況から履いていき、自らの履いた時間をデニムに刻み、シワやダメージが入っていくことこそがデニムが最もかっこよくなるのです。洗わないことでそのシワが定着して色が落ち、自分だけのデニムが作りあげられるのです。

ちなみに私は、1年間は洗いません。最低でも3ヶ月〜半年は洗わずに履くことをお勧めします。

※全く洗わないのもよくありません。

 

③洗わないデニムって?

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デニムには生地が2種類あり、耳ありか耳なしかで洗わなくても良いかが分かります。

裾を折り返すと、外側に白い部分の生地の端が出てきます。これがいわゆる「耳」と呼ばれる部分です。この耳は旧式の織り機で製造された証であり、生地の端がほつれないようにと施された部分です。

この旧式で織られた生地を使っているデニムこそ洗わずに履くでデニムなのです。

 

④まとめ

海外で生まれた洋服ですが、日本のデニムは世界に誇るデニム生地で有名です。

世界の様々なブランドや有名ハイブランドまでも日本のデニム生地を使っているほど、日本のデニムの品質は世界中が認めるものになっています。

是非耳つきのデニムを購入して、自分だけのデニムに育てていきましょう!